サックスに憧れて・・
ピアニストの私、実は、告白すると、ピアノ以外に弾こうとして断念した楽器がある。
まあ、そのうちの一つは、仕方なく余儀なく弾く羽目になってしまったのだけれど。
まずは、コントラバス、こちら、英語圏の世界では、ダブルベースという巨大な楽器。
背があるくせに、なぜか手が小さい自分には、ピアノなんかに比べて何千倍も向かない楽器である。
理由は、
チェロが弾きたい同級生とのじゃんけんに負けたこと。。。
そう、私が通っていた東京の某音楽高校、ここには、チェロを副科で取りたがるピアノのお嬢様が多すぎたんです。
みじめにもじゃんけんに負けた私、結果、
「和香は、背があるし、チェロに似ているんだし、コントラバスだ!」
そうほとんど無理矢理選ばれてしまい、案の定、上達どころか、いまだに、副科の先生には、申し訳ないことをしたと反省しております。
私、めちゃくちゃ何でも器用にこなしてしまう英語バリバリに出来たSさん、私と同じくらいに出来が悪くみせかけているくせに、知らないうちに弾けるようになっていたMちゃん、この3人の女がコントラバスのレッスンを毎週受けていたんですよ。
本当に、あれは悪夢でしたね。何しろ、基本の開弦だっけ?届かないんですよ、指が。
3年の最後に出演した副科オーケストラのコンサートで、ギコギコ雑音を出して、皆さん、ごめんなさい。なんて、もう時効?
それにしても、私が師事した作曲の先生によると、なんでも女は、低いサウンドを聴くことが男に比べると苦手らしい。(まあ、もっともらしいですなあ)そこで、私がコントラバスを弾くことはピアノの演奏にとっても良いことだと一人ホクホクなされていました。
さて、イギリスに留学してからはもっぱら生きていくこと(何しろ英語、一言も喋れませんでした・・・・)そして、ピアノの練習に明け暮れていたそんな日ふと、おもいついたように、サックスが弾きたくなりました。
ナベサダこと、渡辺貞夫さんが大好きな私。
やっぱりセクシーな女になるんだったらサックス、でしょ?、
なんてまったく、すぐに直感的に行動に移す私。
早速大学の友人で素晴らしいサックス奏者のアンディーにレッスンを申し込んだのでした。
もちろん、彼はイケメン!苦笑
やる気まんまん、イケメンの先生も横に結果はいかに。
いやあ、だめでした。
音が、が、出ない・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
出ないんですよ。。本当に。情けない。それでも、頭では吹いているつもりになって、気持ちよくなろうとしたけれど、フラットメイトには厭は顔されるし、結局、半年後、泣く泣くあきらめました。
考えてみると、どうも私は、長続きがしないらしいです。すぐにあきらめてしまう。
ピアノ、だけなんだなあ。。
なぜだろう。
ピアノのように、さっと音が出てしまう楽器になれていると、どうも音が出ないことがすごい不愉快なんでしょうか?
しかし、今でも私の頭の中では、セクシーにサックスを弾く自分が居たりする。
やっぱり世界の平和のためにもご近所のためにも、サックスは、夢の中で吹くことにしよっと。
- [2008/02/24 08:44]
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