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2008.07/24 (Thu)

バルト海クルーズ 北ドイツ ロストックの巻

[クルーズ] ブログ村キーワード
バルト海クルーズ Fred Olsen Cruise 7月11日ー7月23日

第1話

12日間のクルーズでのコンサートのお仕事を終えて帰って参りました。

帰ってきてからも、いろいろたまっている雑用やら次の仕事の準備に追われ、なかなかクルーズの日記をアップ出来ませんでした。

(おーい、ちゃんとそのわりには、友人にあったりと相変わらずちゃっかり忙しくしておるではないか。)


バルト海のクルーズは、過去に何度も経験しているのですが、今回は、荒海にも雨にも見舞われることほとんどなく、素敵な天候条件に恵まれたクルーズでした。

「クルーズのお仕事って、毎晩弾かれるんですか?」

と皆さん、よっぽど大変な仕事だと思っていただいているようなんですが、いえいえ、12日間のクルーズだとコンサートは大抵3回、多くて4回がほとんど。

クラシックコンサートということで特にこのフレッド オルセン クルーズは力を入れていて
Music Theme Cruiseという、音楽がテーマになったクルーズまで用意されていたりします。


今回のこのバルト海クルーズは、残念ながら音楽テーマのクルーズではなかったのですが、来週末からのスペインへ向けてのクルーズはこの音楽テーマクルーズの様子。以前、この手の音楽テーマクルーズをした時には、イギリスの最大の音楽祭、プロムの生中継などで長年親しまれてきている
Richard Bakerが同船し、音楽解説をしてくださったこともあります。


さて、説明はこの辺にして、今回のクルーズのご紹介をちょっとしましょう。

今回乗った船は、実はフレッド オルセンのクルーズラインの中でも,,
今年航海始まったばかりのバルモラル(Balmoral)でした。

フレッド オルセンはこの船を何でも真中で真っ二つに割って、31メートル長く改造したとのこと。
結構びっくりするような話ですが、船の改装では、ありふれた話のようです。

ちなみに、このフレッド オルセンというのは、何を隠そう、ノルウェーでは一番の億万長者様。世界でのリッチリストにも75位にもランク付けされたという(今は、なんか下がっているそうですが・・)
方。何しろ150以上の会社を持っているらしいです。

このバルモラルは、そんなフレッド オルセンが持つクルーズ4隻の中でも一番お金をかけたらしく、船内のアートは、オーナー自身が、オークションで日本円にして約2.4億円を使って落としてきた絵画の数々が飾られています。

さて、そんな船に乗り込んだ私たち。船に乗って一番最初に気になること。

それは、もちろん練習用のピアノがあるかどうか?

何も聞かされていなかったので、乗ってみないと?状態。

たまたま船に乗り込んですぐにロビン・ローズに再会する。

船にすでに1か月以上乗り込んでいるカクテル ピアニストの一人で、オーストラリア人の彼には、以前にも何度かあっているので久し振りに会う彼とちょっと話が咲く。

彼からの情報だとどうも、この船に練習用のピアノはないらしく・・・泣、結局早朝、もしくは夜中に乗客の迷惑にならないように練習するしかないことが判明。。

朝が苦手だから・・なんて言ってられない。

ま、仕方ないね、たまには。

ということで、翌日が海での1日だったこともあり、コンサートは早速翌日だったので、そんな魔の朝の練習は、翌日に始まったのだけれど、気持ち良かった!

5時に起きて、船のトップフロア、11階にあるバーのピアノで練習をしながら海、朝日を全望出来るなんて、そんなにないこと。

コンサート会場となるピアノは、夜ショーなんかに使用されるバンドの人も叩き潰したヤマハで、どう考えてもこんなピアノで演奏会をするほうがおかしいのだけれど、折角のコンサートを楽しみにしていらっしゃるお客さんのためにも、マイクを最小音に抑え(そう、マイクをしないと後ろまで聞こえない。。)なんとかアコースティックな音を保つように努力をしたものの、希望にははるかに遠い。

そんな状況でも、最善を尽くし、ピアニストとしてなんとか音を作ろうとおもうのだが、マイクをしてある音は、ステージでは聴くにも聞けない音で、きっと聴衆側には、それほどキンキンしていないんだろうけれど、私はなれるまでにかなりの時間を要しました。

折角毎回300人以上のお客さんが、来て下さるコンサートなのに、このピアノはないようなあ・・お金、使ってほしい、ピアノに。。そう祈るのは私だけではあるまい。

それはさておき、仕事は仕事。

なんとか最初のコンサートを終え、クルーズ2日目、最初の港となったドイツのWarnemunde。

以前も寄ったことがあるのだけれど、このドイツ北部の小さな漁港ヴァーナムンデは、Rostockというもうちょっと大きい最寄の町まで電車で30分くらいということで、この日は、Rostockへ向かうことに。
WarnemundeはSleepyなFishing Townって感じで、可愛らしいのだけれどそんなに見るところもあまりない。Rostock市が、1323年に市を守るためにこのWarnemundeを買い取ってしまったという、ちょっと驚くような事実もこの小さな町に来てみると納得出来ちゃう。

こんな小さな港に、あらら、もう一隻のクルーズ船発見。

DSC00167_convert_20080728095940.jpg

Celebrity クルーズ船らしい。DSC00168_convert_20080728101058.jpg




Rostock ロストックまでの電車の切符を買うのに、駅のチケット発券機は、クレジットカードを拒否続け、私たちだけでなく、Warnemundeに同じくCelebrity クルーズからのアメリカ人の観光客もドイツ語もさながらこの発券機に戸惑い、仕方なく、近くの小さな両替所で、かなり悪いレートでユーロを購入。

ようやくロストックへの電車に乗り込んだ。

前回ロストックに来たときは、Cunard社のクルーズでサービスの良いこのクルーズでは、確かバスのサービスがロストックまであったので電車に乗らなかったように記憶しているのだけれど、地元の電車の旅も中々良い。やっぱり旅はこうでなくちゃ!

土砂降りの雨だった前回のロストックとは打って変って、素晴らしい晴天に恵まれたこの日。
まずは、この町のメインの見学場所、St Mary's Churchへと向かう。

<ブリック ゴシック様式と言われるらしいこの教会は、13世紀に建てられたらしく、この教会の中にある天文時計は、有名らしい。1472年に作られたというこの時計、今でも動いている天文時計という貴重なものらしい。

rostock2.jpg

また、ここにあるオルガンも特筆に値するとおもう。1770年に作られたというが、空気を入れ込む量が少ないために音が弱いなどいろいろな問題があったらしく以後、大幅に改築されたという。

今現在、なんと大きいもので11メートル、小さいものでシガレットサイズのパイプからなる5702本のパイプ、83個のストップスが付いているといういうから圧倒される。残念ながら音は聞けませんでしたが、どんな音がするのか聴いてみたかったです。

DSC00157_convert_20080728095137.jpg

次のストップはヘルシンキでしたが、今夜はこの辺で。

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