Winchester Chamber Music Festival
27th April WInchester Chamber Festival presented by London Bridge Ensemble
Ben Nabarro (Violin)
Ania Safonova *guest violin
Tom Dunn (Viola)
Kate Gould (Cello)
Daniel Tong (Piano)
Ivan Ludlow (Baritone)
今年第一回となるこの音楽祭、London Bridge アンサンブルが企画、演奏。
このアンサンブル、ピアニストDaniel Tongはお気づきの方もいるかもしれないけれど、私のデュオパートナーのJoseph Tongの弟。どうみても、お兄さんに見えてしまう彼なのだが、実は私と同じ歳。
彼が作ったこのアンサンブルは、バリトンのIvanを入れて本当に面白いプログラムでそのコンサートは、本当にいつもユニークかつ素晴らしい演奏をする。
このアンサンブルの名前、ロンドン ブリッジというのは、3つの由来があるとか。
1.異なる音楽分野、スタイルのものを演奏しその聴く者にその受け渡しとなるブリッジになりたい。
2.英国人作曲家、フランク・ブリッジの作品へのあこがれ
(彼らのデビューアルバムは、ブリッジ作品集だ。
フランク・ブリッジ 歌曲と室内楽
3.南ロンドンに住むメンバーのよく集まる場所、メンバーが普段頻繁に利用する駅、London Bridge駅への愛着心
おもしろいでしょう?
ヴァイオリンのBen Nabarroは、私と同じ大学アカデミー出身。当時からすごく上手かったのだけれど、English Chamber Orchestraを率いるほか、リストの演奏者として名高いLesilie Howardと演奏するなど本当に幅広く活躍している。
ゲストヴァイオリンのAnia Safonovaは、Ben Nabaroの奥様。イギリス各地のオーケストラのゲストリーダーとして活躍している。
ビオラのTom Dunnもやはり国内だけでなく、Oslo Philharmonic Orchestra,
Melbourne SYmphony Orchestraをはじめとした海外のオケのゲスト プリンシパルとして活躍。最近は、Linsay QuartetやEroica Quartetなどとの共演も。
チェロのKate Gouldは、The Leopold String Trioのメンバーとしてだけでなく、ソリストとしても多忙なチェリスト。各地のオケのプリンシパルも務めている。
バリトンのIvan Ludlowは、Opera National de Lyon, Capitole de Toulouse, Welsh National; Operaなどをはじめとするオペラ座での演奏のほか、リード方面でも素晴らしい活躍をする歌手。
とまあ、友人たちの経歴をざっと述べてみたが、とにかくみんな楽しい連中。しかもよく飲む!
今日私が行ったコンサートは、音楽祭最終日。前日は、マスタークラス、午後のコンサート、そして夜のコンサートと忙しかったにもかかわらず、疲れを見せることもなく以下のプログラムを演奏。
Haydn : Piano Trio in Eflat, Hob XV>29
Vaughan Williams : On Wenlock Edge
Dvorak : Piano QUintet in A, Op.81
良いお天気に恵まれたこの日、コンサートをキックオフしたハイドンは、ユーモアたっぷり。とても楽しめる演奏だったけれど、私がなんといっても魅かれたのは、Vaugham Williams。
この作品は、「シュロプシャーの若者 Shropshire Lad」でたちまち有名になったA.E.Housmanの詩、を使用。ときには可笑しいときもあれば、ロマンティック、そして最後には、死を受け入れるという魅力的な詩。
なんでもHousmanは、拒否はしなかったものの、作曲家が彼の詩を使用することをあまり好まなかったらしい。この曲でも、Vaughan Williamsが、削除してしまった一文章について、相当怒ったらしい。
ブラームスっぽい重いスタイルを振り切りたくてラヴェルに師事した彼が、そのスタイルの変化をクリアに伝える作品だとおもう。
終了後、レセプションで彼らとお話をしてから車で家に着いたのは9時。家から2時間の道程だったけれど、そんなことも苦にさせない素晴らしいコンサートでした。
Winchester Chamber Music Festival
- [2008/04/28 19:13]
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The Lighthouse Trio
4月26日 The Lighthouse Trio at Pizza Express SOHO, London
サックス:Tim Garland
ピアノ :Gwilym Simcock
パーカッション:Asaf Sirkis
土曜日は、「動物の謝肉祭」を朝に演奏して、今日は一日フリー!
久し振りの休日。
友人のピアニストに2週間前に誘われていたライブに行く。久し振りに会う友人たちとワインを飲みながらワイワイしながらライブが始まるまでまずは、お喋り。
私の誕生日パーティーのあと、あやうく飲酒運転で捕まりそうになった、ピアニストMの話を聞く。
彼女の彼氏「いやあ、あれで捕まったら、かわりに君を逮捕してっていうところだったよ。」
まったく、やってくれる。
「バースデーガールを捕まえろなんて、ポリスも呆れるんじゃなーい?」
なんて言ってるうちに、バンドがポジションについていた。
いやあ、このトリオ、すごくいい。
一曲目の出だしから、アメリカのフュージョンらしく、西部海岸っぽい健康的なサウンドではじめたとおもったら、アルゼンチンのタンゴ風、イエメンのリズム、3+4+3の10ビートの曲などなど、楽しめる。
パーカッションもベースがいないだけあって、かなり工夫していて、Bass Uduとかいう色と形は、モロッコの料理、タジーンを作るポットみたいなものから、中華鍋を二つくっつけたようなユーフォーみたいな楽器 Hang Drumを使用。
3人とも作曲家としても活躍しているだけにその展開も生半可じゃない。驚きの連続だった。
特に私のお気に入りは、ピアニストの Gwilym Simcockだ。まだ26歳なのに、ジャズアーティストとして、はじめてBBC Radio 3 New Generation Artistに選ばれているし、今年のPromでは彼のピアノ協奏曲が、BBC Concert Orchestraと彼自身の演奏で初演されるらしい。
派手なテクニック披露といった無駄がなく、とにかくその和音構成、リズムのノリ、もう本当に聞き惚れる。
5月12日には、Wigmore Hallで初演作品があるらしい。ちょっとチェックしたいなあ。
Gwilym Simcock
Asaf Sirkis
The Lighthouse trio & Tim Garland
それにしても、彼らのHPチェックしたらすごい。Asaf SirkisやGwilym Simcockなんて、ほとんど毎日のようにライブ。
ジャズアーティストは、やっぱり実地の演奏からどんどん成長するんだろうなと改めて実感。
- [2008/04/28 18:20]
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