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5月22日(木)Wigmore Hall リサイタル緊急お知らせ

コンサートのお知らせ

日時:2008年5月22日(木) 開演19時半
場所:Wigmore Hall
Kirckman Concert Society/Sarah Gordon Concert Management
Supported by Chase Charity (Reg. Charity)



怪我のため、出演キャンセルとなったピアニストAlexei Grynyuk に代わり、私たちPiano 4 Handsが急遽演奏することになりました。

突然のニュース、プログラムも24時間で決めましたが、日本にて世界初演を行った作曲家兼ピアニストの平井元喜さんが私たちのために書いて下さった作品のUK初演をはじめ、ラヴェル「ラヴァルス」などとてもバラエティーに富むプログラムになりました。

アーティストの降板のためにピンチヒッターで出演という今まで私も経験したことがないシチュエーションだけに、戸惑いもありましたが、これから3週間、頑張って準備をしますので、よろしくお願いします。

プログラム
Mozart Piano Duet Sonata in C K. 521

Poulenc Sonata for 4 hands

Mendelssohn Andante and variations in B flat Op. 83a

York Bowen Suite No. 2 Op. 71

Debussy Petite Suite

平井元喜 2 short pieces:
Fragment for 'Piano 4 Hands' & Initiation - Etude Unpleasant for 20 Fingers (UK premières)

Ravel/Garban La valse

チケット予約・詳細

Winchester Chamber Music Festival

27th April WInchester Chamber Festival presented by London Bridge Ensemble

Ben Nabarro (Violin)
Ania Safonova *guest violin
Tom Dunn (Viola)
Kate Gould (Cello)
Daniel Tong (Piano)
Ivan Ludlow (Baritone)

今年第一回となるこの音楽祭、London Bridge アンサンブルが企画、演奏。
このアンサンブル、ピアニストDaniel Tongはお気づきの方もいるかもしれないけれど、私のデュオパートナーのJoseph Tongの弟。どうみても、お兄さんに見えてしまう彼なのだが、実は私と同じ歳。

彼が作ったこのアンサンブルは、バリトンのIvanを入れて本当に面白いプログラムでそのコンサートは、本当にいつもユニークかつ素晴らしい演奏をする。

このアンサンブルの名前、ロンドン ブリッジというのは、3つの由来があるとか。

1.異なる音楽分野、スタイルのものを演奏しその聴く者にその受け渡しとなるブリッジになりたい。
2.英国人作曲家、フランク・ブリッジの作品へのあこがれ
  (彼らのデビューアルバムは、ブリッジ作品集だ。

フランク・ブリッジ 歌曲と室内楽

3.南ロンドンに住むメンバーのよく集まる場所、メンバーが普段頻繁に利用する駅、London Bridge駅への愛着心


おもしろいでしょう?

ヴァイオリンのBen Nabarroは、私と同じ大学アカデミー出身。当時からすごく上手かったのだけれど、English Chamber Orchestraを率いるほか、リストの演奏者として名高いLesilie Howardと演奏するなど本当に幅広く活躍している。

ゲストヴァイオリンのAnia Safonovaは、Ben Nabaroの奥様。イギリス各地のオーケストラのゲストリーダーとして活躍している。

ビオラのTom Dunnもやはり国内だけでなく、Oslo Philharmonic Orchestra,
Melbourne SYmphony Orchestraをはじめとした海外のオケのゲスト プリンシパルとして活躍。最近は、Linsay QuartetやEroica Quartetなどとの共演も。

チェロのKate Gouldは、The Leopold String Trioのメンバーとしてだけでなく、ソリストとしても多忙なチェリスト。各地のオケのプリンシパルも務めている。

バリトンのIvan Ludlowは、Opera National de Lyon, Capitole de Toulouse, Welsh National; Operaなどをはじめとするオペラ座での演奏のほか、リード方面でも素晴らしい活躍をする歌手。

とまあ、友人たちの経歴をざっと述べてみたが、とにかくみんな楽しい連中。しかもよく飲む!

今日私が行ったコンサートは、音楽祭最終日。前日は、マスタークラス、午後のコンサート、そして夜のコンサートと忙しかったにもかかわらず、疲れを見せることもなく以下のプログラムを演奏。

Haydn : Piano Trio in Eflat, Hob XV>29
Vaughan Williams : On Wenlock Edge
Dvorak : Piano QUintet in A, Op.81

良いお天気に恵まれたこの日、コンサートをキックオフしたハイドンは、ユーモアたっぷり。とても楽しめる演奏だったけれど、私がなんといっても魅かれたのは、Vaugham Williams。

この作品は、「シュロプシャーの若者 Shropshire Lad」でたちまち有名になったA.E.Housmanの詩、を使用。ときには可笑しいときもあれば、ロマンティック、そして最後には、死を受け入れるという魅力的な詩。

なんでもHousmanは、拒否はしなかったものの、作曲家が彼の詩を使用することをあまり好まなかったらしい。この曲でも、Vaughan Williamsが、削除してしまった一文章について、相当怒ったらしい。

ブラームスっぽい重いスタイルを振り切りたくてラヴェルに師事した彼が、そのスタイルの変化をクリアに伝える作品だとおもう。

終了後、レセプションで彼らとお話をしてから車で家に着いたのは9時。家から2時間の道程だったけれど、そんなことも苦にさせない素晴らしいコンサートでした。

Winchester Chamber Music Festival


The Lighthouse Trio

4月26日 The Lighthouse Trio at Pizza Express SOHO, London

サックス:Tim Garland
ピアノ :Gwilym Simcock
パーカッション:Asaf Sirkis

土曜日は、「動物の謝肉祭」を朝に演奏して、今日は一日フリー!

久し振りの休日。

友人のピアニストに2週間前に誘われていたライブに行く。久し振りに会う友人たちとワインを飲みながらワイワイしながらライブが始まるまでまずは、お喋り。

私の誕生日パーティーのあと、あやうく飲酒運転で捕まりそうになった、ピアニストMの話を聞く。

彼女の彼氏「いやあ、あれで捕まったら、かわりに君を逮捕してっていうところだったよ。」

まったく、やってくれる。

「バースデーガールを捕まえろなんて、ポリスも呆れるんじゃなーい?」

なんて言ってるうちに、バンドがポジションについていた。

いやあ、このトリオ、すごくいい。

一曲目の出だしから、アメリカのフュージョンらしく、西部海岸っぽい健康的なサウンドではじめたとおもったら、アルゼンチンのタンゴ風、イエメンのリズム、3+4+3の10ビートの曲などなど、楽しめる。

パーカッションもベースがいないだけあって、かなり工夫していて、Bass Uduとかいう色と形は、モロッコの料理、タジーンを作るポットみたいなものから、中華鍋を二つくっつけたようなユーフォーみたいな楽器 Hang Drumを使用。

3人とも作曲家としても活躍しているだけにその展開も生半可じゃない。驚きの連続だった。

特に私のお気に入りは、ピアニストの Gwilym Simcockだ。まだ26歳なのに、ジャズアーティストとして、はじめてBBC Radio 3 New Generation Artistに選ばれているし、今年のPromでは彼のピアノ協奏曲が、BBC Concert Orchestraと彼自身の演奏で初演されるらしい。

派手なテクニック披露といった無駄がなく、とにかくその和音構成、リズムのノリ、もう本当に聞き惚れる。



5月12日には、Wigmore Hallで初演作品があるらしい。ちょっとチェックしたいなあ。

Gwilym Simcock

Asaf Sirkis


The Lighthouse trio & Tim Garland


それにしても、彼らのHPチェックしたらすごい。Asaf SirkisやGwilym Simcockなんて、ほとんど毎日のようにライブ。

ジャズアーティストは、やっぱり実地の演奏からどんどん成長するんだろうなと改めて実感。

エキセントリックな指揮者?

ロンドンの今日の天気 晴れのち氷雨、そして晴れ、でもってまたまた氷雨

      

今日は、指揮者のDarrell Davison氏が、土曜日のコンサートの前に打ち合わせに朝いらっしゃいました。

この方、私が住んでいるCroydonに住んでいることもあり、お会いしたことは過去にも何回かありました。それに、私の恩師、Piers Laneからもよく話は聞いていたのですが・・

いやあ、エキセントリックとはまさにこの人のような人、っていう感じでした。


クリント・イーストウッドを思わせる革の帽子を夏でもなんでもかぶっているんですが、今朝も玄関に現れた彼の頭には、このお帽子。

到着して、まあ、普通に挨拶をして、来てくださったことを感謝して、2台ピアノのある部屋に案内すると、最初の言葉。

「あ、鉛筆、どこかやっちゃった。耳のかけていたんだけど。」

あの〜、まだ帽子かぶっていらしゃるから、その中にあるのでは?

とは、言えませんでした、私。

案の定、帽子をとった彼の左耳には、ちゃんと赤い鉛筆が乗っかっています。

でも、まだ、言えない私とパートナーのJ。

早速土曜日の演奏会の流れについて、話だす。お茶をすすめる時間さえ、ない・・

と、話ながら、左耳にふと手をやった彼は、

「おお、やっぱりあたよ!」

って教えてあげようとおもったんだけどなあ・・間に合わなかったよー。

土曜日の演奏会は、子どもたちのためのファミリーコンサート。

子供たちが興味を弾くように、彼が曲の説明を入れていくのは、もちろん、「動物の謝肉祭」もナレーション付きで行うらしい。

そのほか、私たちは、ドビュッシーの「海」の一部分をちょっと弾くほか、ドヴォルザークのスラブ舞曲も演奏することになっている。

ピアノの位置をどうするか、3人でしばらく話し合う。2台のピアノをどこに置くかは、本当にこの曲の問題なのだ。何度弾いても、どうもしっくりくるポジションがあまりない。ピアノに隠れて、他の楽器がみえなくなってしまうと、こどもたちへ折角の楽器紹介のチャンスを失ってしまうというわけである。

子供はなんといってもビジュアルに敏感だから、どうしても演奏者の掛け合いにしても、いろいろビジュアルに工夫する必要性はある。

結局、私たちは、2台のピアノを通常よりも引き離すことに決める。法律で、演奏会中に、ステージの台を下げたり上げたりするのは、ダメだとか。残念だ。

さて、早速サン・サーンスの「動物の〜」にとりかかる。

イントロから始まりライオン、雌鶏と雄鶏、騾馬、亀、象、カンガルー、水族館・・・と続くのであるが、その曲間にナレーションが入るのである。

それを読みだした彼は、突如、

「水が必要だ、うん、キッチン、こっちだよね、わかるわか・・・」

と文章を終えぬうちに、もうすでに部屋を出て行ってしまったではないか。

慌てて追うと、ちゃんとキッチンの方向に駆け込んでいて、私がキッチンに入ったときには、なんと蛇口から水を飲んでいた!

え、え、蛇口から??

「コップ・・よかったら、どうぞ」

その後、リハーサルは、この調子で、スムースに行った。

「ピアニスト」というのがこの「動物の〜」には、動物に混じって入っていて、これは、下手はピアニスト二人が、はじめは、救いようもないほど、下手なのだが、だんだんマシになるっていう設定。

これをどこまで演技するかはアーティストにかかっているわけです。

これをいかに下手に弾くか、これも技の一つというわけで、氏からいくつか良いアドヴァイスを受けた。

何度か演奏しているものの、今日のDavison氏のアドヴァイスは、すごくリアルで、土曜日が楽しみ。

エキセントリックな氏だからこそ、かもしれない。

しかし、蛇口から口をガーっと開けて水を飲む氏の写真、撮りたかった。。








ファミリーコンサート 「動物の謝肉祭」

2008年 4月26日(土) 11am

場所: Fairfield Concert Hall, Croydon UK
曲目: 動物の謝肉祭 他

指揮: Darrell Davison
ピアノ: Joseph Tong & Waka Hasegawa
オーケストラ: Little Symphony of London

チケット予約・詳細



Arthur Davison Family Concerts  ファミリーコンサート
arthurdavidsoncarnivaloftheanimals.jpg


2台ピアノとオーケストラ版、サン・サーンスの「動物の謝肉祭」です。ちょっと早いけれど、5月の節句、こどもの日を前にご家族でぜひお越しください。ナレーションあり、とっても楽しいコンサートになりそうです。




Arthur Davison Family Concerts are an excellant introduction to the world of classical music presented in Fairfield's friendly atmosphere with 5 clearly themed orchestral concerts with top artists and narrators. Past narrators have included Penelope Keith, prunella Scales and Stephen Mulhern.


Sat 26 April 2008 11am
Carnival of the Animals


Conductor Darrell Davison
Pianos Joseph Tong & Waka Hasegawa
Little Symphony of London


Join us for some animal magic with the highlight of this programme, Saint-Saëns' colourful parade of animals with lions, elephants, kangaroos and more! The programme also includes the frantic tempo Flight of the Bumble Bee and some amazing Creative Creatures (narrator to be announced). The Arthur Davison Family Concerts are supported by the Humphrey Richardson Taylor Charitable Trust.

Adults £9, Children £7, Family Tickets £7 & £5


Book Here

ロンドンに戻りました。

日本でのツアー、無事に終えてロンドンに戻りました。

帰ってきて早々、腰の調子が良くなくて、せっかく日本で取ってきた写真を使用しながらブログ更新、なんて意気込んでいたのに、まだ出来ずじまいです。

ちょっとずつアップしていく予定。

待っていてくださいね。

とりあえず、まずは、来週末のコンサートのお知らせアップです。